勃起不全にはまず不安を取り除きリラックスさせることが大事。
加齢男性性腺機能低下症候群(late-onset hypogonadism(LOH)症候群)は男性ホルモン(テストステロン)の低下が原因で起こってきます。主な症状は1精神症状(うつ、苛立ち、不安など)、2身体症状(発汗、ほてり、肉体的消耗感など)、3性機能症状(性欲低下、勃起障害など)の3つです。3つの症状がからみあって起こってきます。例えば、うつ状態は勃起障害(つまりED)を悪化させます。加藤先生達はパロキセチン(商品名:パキシル)を飲んでいる鬱病の患者さんの射精障害に対してエチゾラム(商品名:デパス)という精神安定剤を飲んでもらったところ射精障害が改善しました。まずは薬に頼らず、精神を安定させ「また勃起しなければどうしよう」という不安をリラックスさせれば、EDは治ることが多いです。解説:江坂の整形外科クリニック 戸田整形外科リウマチ科クリニック院長 戸田佳孝
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