戸田整形外科リウマチ科クリニック

診察予約・お問合せは 06-6387-4114
受付時間 | 9:30〜12:30(月-土) 15:30〜18:30(月-水,金)

半月板を損傷したら内ももの筋肉が痩せやすいので鍛えよう

若い頃には半月板とひざの軟骨は鍵と鍵穴の関係のようにぴったりはまりこんでいます。でも、年齢の変化で軟骨の量が減ると半月板と形が合わなくなり、そこに体重が増えると誰でも半月板が割れてきます。歩いて入る時や階段を降りている時に突然ひざがガックと崩れて、痛くなる現象が半月板の年齢の変化による断裂です。半月板損傷後は大腿四頭筋のうち特に内側広筋の筋機能低下が認められることが多いです(松本尚ほか:理学療法.29巻2号.140-151,2012)。内側広筋は意外と大きい筋肉です。ひざを伸ばしたまま脚を挙げて内側にひねる筋トレをしましょう。論文の解説:江坂の整形外科診療所 戸田形外科リウマチ科クリニック院長 戸田佳孝