貴晶会戸田リウマチ科クリニック

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同じ夜間痛でもこむらがえりは足の冷え。むずむず症候群は脳の興奮伝達異常。

寝ている間に起きる足のトラブルで多いのはこむらがえり(医学用語では有痛性筋収縮)とむずむず病(レストレッグ症候群)があります。大森先生はこむら返りを経験した151人と経験のない121人を比べました。その結果、こむらかえりは高齢者に多く、約70%は明け方に怒っており、継続時間は1分以内が半数以上であり、原因としては動いた後や足の冷えが多かったです。クーラーを点けっぱなしにすると明け方冷え易い季節となりました。お気をつけて下さい。一方、むずむず脚症候群の 原因は脳内のドパミンと呼ばれる神経伝達物質の異常や鉄分不足、遺伝と考えられています。治療薬には脳内の興奮性神経伝達物質に関与し、安静時に脚などに生じる異常な感覚の伝わりを抑えるガバペンチンエナカルビル(商品名:レグナイト)があります。お試しください。解説:江坂の整形外科クリニック 戸田整形外科リウマチ科クリニック院長 戸田佳孝