呼吸器疾患やアレルギーの人は地下鉄ではPM2.5用のマスクをつけた方が良い。
PM2.5の成分の中でも突出して多かったのが鉄です。2番目に多いのは銅です。その理由は電車がブレーキをかける際に車輪とレールがこすれます。このとき、わずかに車輪とレールは削れます。これが鉄を含んだPM2.5になります。また、電気をとるための、パンタグラフと架線も接触しています。走行中にわずかに削れ、ここからは銅を含むPM2.5が発生しているのではないかと言われています。PM2.5は、電車が通過するたびにトンネルの中で巻き上げられ、構内全体に広がり、濃度が高くなるので呼吸器や循環器に疾患のある人やアレルギーの人、そして、高齢者や子ども、また長く駅に滞在する人は、より注意をする必要があります。すぐとれる対策として、PM2.5用のマスクをつけることです。皆さん、地下鉄ではマスクを着けるようにしましょう。解説:江坂の整形外科クリニック 戸田整形外科リウマチ科クリニック院長 戸田佳孝
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