倉林先生達は70人の変形性ひざ関節症の患者さんと20人の健康な人の歩き方を比較しました。その結果変形性ひざ関節症は足が地面についている時期に膝と股関節が少し曲がっており、それを補うために足首を上に挙げる運動が増えていたそうです(倉林準,ほか:.臨床歩行分析研究会誌 2巻2号 Page1-8,2015)。つまり、変形性ひざ関節症の患者さんがスムーズに歩くためにには足首を鍛えておく必要があり、そのためには電動アシストエルゴメーターが効果的であると考えられました。論文の解説:江坂の整形外科診療所 戸田整形外科リウマチ科クリニック院長 戸田佳孝