夜中に脂肪成分を食べると肥る理由は体内時計の乱れ
寝る前に食事をすると食事の後動かないので肥りやすいです。でも、夜中に動いていても夜中に脂肪を食べると肥ってきます。その理由について作田先生は、体内時計の乱れを指摘しています(作田英成ほか:防衛衛生.64: 203-213,2017)。食事の内容・タイミングは、末梢時計(肝臓、脂肪組織、膵臓、腸管、骨格筋など)のリズムに大きな影響を及ぼします。安静時間帯(マウスでは昼間、ヒトでは夜間)の高脂肪食は、末梢時計の概日リズムを強く障害し、脂肪組織の概日リズムを乱すことによって脂肪産生が促され、脂肪燃焼が抑えられ、肥満が助長されます。飲み会の後の締めのラーメンは美味しいですが、肥満の素ですね。論文の解説:江坂の整形外科診療所 戸田整形外科リウマチ科クリニック院長 戸田佳孝
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