戸田整形外科リウマチ科クリニック

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大豆を食べながら歩くと骨粗鬆症が防げる

閉経期の女性では女性ホルモンの分泌低下により,骨からカルシウムが失われる期間が早くなり骨粗鬆症になっていきます。また、閉経後は体重が骨にかかることによって骨にカルシウムを沈着させる能力が鈍くなります。石見先生達の研究では、大豆イソフラボンは,女性ホルモンと構造が似ているため、骨粗髪症を起こしたマウスに大豆イソフラボンを食べさせると骨が弱くなるのを防ぐことがわかりました(石見佳子:.日本栄養・食糧学会誌 72: 71-77,2019.)。さらに大豆食品を食べながら軽度のウォーキング(週3回,1回45分,5-6 km/時)を行うと骨密度が上がることが報告されています(Wu J,et al:Bone Miner Res 21:780-89,2006)。論文の解説:江坂の整形外科診療所 戸田整形外科リウマチ科クリニック院長 戸田佳孝