大量出血が怖い理由はDICが起こるから
まずは安倍元首相のご冥福をお祈りいたします。↓安倍首相の命が救えなかった理由についても僕なりに考察をさせていただきます。心肺停止になっても重症の新型コロナ感染症の治療にも使わわれるECMOという装置を使い一時的に自分の心臓を止めてながら出血点を見つけて縫えば良いのではという疑問があります。しかし、7月8日に行われた奈良県立医科大学の会見では「病院に到着した時には血液が凝固つまり出血を止める能力を失っていた。」と説明されていました。
体中に張り巡らされた細い血管内に血栓ができてしまうと、脳梗塞、腎梗塞、肺塞栓症などを引き起こす。また血栓が大量に生じることで、血液内にある凝固成分が使い果たされたり血小板が減少したりしてしまうことから血液が固まりづらくなり、大量出血を招くことにもなる。これを播種性血管内凝固症候群はしゅせいけっかんないぎょうこしょうこうぐん。英語の略語でDICといいます。DICになってしまうといくら輸血しても効果があまりありません。
大量出血は銃で打たれなくてもお産の時になど起こりえます。久保先生は
お産の時に大量出血が予測される胎盤位置異常,前回帝王切開部位の胎盤付着,巨大子宮筋腫合併にはあらかじめ自分の血液を貯めておいて出血した時に輸血する自己血輸血を薦めているそうです。但し、必要なければ廃棄することを理解してもらった上で薦めているそうです。
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