太ももの裏の筋肉に脂肪が入り込むと階段昇降がつらくなる。
Merve先生達は変形性膝関節症(KOA)の中年女性における太ももの筋肉の中の脂肪の量と日常生活動作の困難度の関連性を調べました。その結果、膝を曲げる筋肉であり太ももの裏の筋肉である大腿二頭筋の中の脂肪の量が増えると階段昇降テストの成績が悪化するという比例関係がありました。
変形性膝関節症になるとつらくなる日常生活動作の代表は階段おりる時としゃがみこみ動作です。これらの動作では#膝を曲げた状態で全体体重を片脚で支えるという共通点があります。だから、膝を曲げた状態で重心を安定させる訓練を行いましょう。解説:江坂の整形外科クリニック 戸田整形外科リウマチ科クリニック院長 戸田佳孝
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