失神の救命処置は寝転がらせて足を高く挙げること。
突然死で多いのはお風呂に入っている途中に失神して溺死することです。前田先生の調査では共同浴場で失神した場合の救命率は33%ですが、家庭風呂での救命率はわずか11%であり、その割合は1/3でした。鵜山先生の解説によると失心の原因は一時的な脳への血流障害です。失神を予防するためには長時間立つことを避け、2時間以上立ったら腰掛けるようにしましょう。 もし失神している人に遭遇したら、脳への血流を多くするために寝転がって足を高く挙げるようにしてあげましょう。解説:江坂の整形外科クリニック 戸田整形外科リウマチ科クリニック院長 戸田佳孝
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