日本人に朗報!ブタの心臓移植成功でドナー不足の解消になるかもしれない
米メリーランド大学は10日、人体が拒絶反応を起こさないよう遺伝子操作された豚の心臓を米国人男性に移植する手術を成功させたと発表した。
世界の臓器提供数を人口100万人あたりの臓器提供者数として世界の国々と比較すると、日本は0.77であり、↓アメリカの1/43、韓国の1/11に過ぎないことから、他国と比較して臓器の提供件数が少ないといえます。 つまり、↓日本人は日本で臓器移植を受けるチャンスが少ないので海外で移植を受ける人が多いのです。
岩瀬先生達は、ドナー(つまり臓器提供者)不足問題を解決する手段の一つとして、人間以外の動物からの臓器移植が注目されている。移植による拒絶反応を抑えるため人間の遺伝子を人工的に埋め込んだトランスジェニック操作によって遺伝子改変ブタが作成された。遺伝子改変ブタからヒトへの臓器移植の成績は向上しており、臨床応用の期待が高まっていると書いておられます。
海外での心臓移植募金目標額は年々高騰しており、今は2億円以上です。
近い将来、↓高額の募金を必要とせず、国内で臓器移植できれることを僕は期待しています。
論文の解説:江坂の整形外科診療所 戸田整形外科リウマチ科クリニック院長 戸田佳孝
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