貴晶会戸田リウマチ科クリニック

診察予約・お問合せは 06-6387-4114
受付時間 | 9:30〜12:30(月-土) 15:30〜18:30(月-水,金)

東洋医学の変形性膝関節症のツボ膝眼・陰陵泉・風市を指圧してみては?

伊東先生は整形外科で変形性膝関節症と診断され、非ステロイド系消炎鎮痛薬内服および外用薬による治療を受けたが改善しない70歳の女性に鍼灸治療を行いました。病気の表面に現れている症状を改善するための治療法を膝眼・陰陵泉・風市穴に行ったところ痛みがほどんどなくなりました。陰陵泉とはすねの内側の太い骨(脛骨)のキワに沿って指を滑らせます。指を上の方へ滑らせていくと、膝のすぐ下のところで骨の出っ張りにぶつかり、指が止まるくぼみがのことです。この3箇所を自分で指圧するのも除痛に効果があるかもしれません。 福辻先生の分担著書ではひざの内側が痛い時には太腿の内側を3から4秒グーと押してパッと緩めると書いています。この部分は曲泉というツボがあります。整形外科では変形性膝関節症の痛みに対して腿の内側から皮下に出てくる伏在神経に注射をうつことがあります。この注射は血海を刺激して生殖系、泌尿器系、神経系、消化系の疾病に効く可能性があります 解説:戸田リウマチ科クリニック院長 大和大学整形外科非常勤講師 戸田佳孝