次世代型PRPは炎症も和らげるが、高価で局所の炎症が起こることがある。
変形性膝関節症に対する再生医療である多血小板血漿(英語の略はPRP)に炎症を和らげるような成分が加えられた自己由来タンパク質溶液(APS)は次世代型PRPと呼ばれ炎症を和らげる効果もあります。中島先生たちの調査ではAPSは注射後半年後にもよく効いていると判定される人の割合は65%でした。しかし、板谷先生が指摘しているように急性期局所炎症反応と呼ばれる注射後早期に起きる強い痛みと腫れが9.1~59.4%の確率で起きます。そして高価です。解説:江坂の整形外科クリニック 戸田整形外科リウマチ科クリニック院長 戸田佳孝
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