浮力と温熱を利用して浴槽の縁を掴みながらゆっくり膝を曲げよう。
Klokker先生達は変形性膝関節症患者が体重をかけながら行う動作に伴う痛みを二人の異なった理学療法士が評価し、それがどれだけ一致するかを調べてみました。その結果、膝を思いっきり曲げた時の痛みは異なった理学療法士で評価が最も一致ししました。また、体重をかけながら膝を可能な限り曲げる動作は変形性膝関節症患者が運動療法に対する積極性を引き出すためにも価値ある運動でした。一人で行うにはお風呂の浴槽につかまりながら思いっきり膝を曲げ正座をする運動が変形性膝関節症の良いリハビリになります。
皐月（さつき）先生達によると変形性膝関節症で正座ができなくなる原因の一つはО脚変形によって外側広筋という太ももの外側の筋肉が膝を曲げる時に後ろに移動しやすくなるからです。だから太ももの外側を自分で掴んで筋肉が後ろに移動しないようにすれば、膝はスムーズに曲がりやすいです.解説：江坂の整形外科診療所 戸田整形外科リウマチ科クリニック院長 戸田佳孝
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