貴晶会戸田リウマチ科クリニック

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湿布が健康保険の適応から外れると値段は1割負担なら33倍になる。

健康保険の適応から外れると1割負担の人なら薬局では10割÷1割=10だから10倍の値段で買うことができると考えられがちです。しかし、医療機関が保険請求する薬価は安く抑えられています。だから、薬局で買うと10倍以上になります。例えば、1割負担の高齢の患者さんが再診でロキソニンテープ100mgを63枚をもらった時の負担額は350円ですが、アマゾンでロキソニンテープ100mgを63枚買うと11,700円であり、33倍になります。しかし、QLifeが行った処方薬の「家庭内保存」と「個人間譲渡」実態調査では「数週間分の湿布を処方したのに、数日ごとに薬をもらいにくる。そして他の医療機関でも同様に受診している」などの医療費の無駄遣いとも思える回答が多く見られました。  マイドなニュースで伊藤大介様はフリーマーケットで売られている湿布を載せています。おそらく、生活保護で病院で無料でもらった物だと僕は思います。僕は生活保護の意見書を書くことを求められた時に「これぐらいの病気なら働いている人は沢山いるので労働可能に◯をします。」と患者さんに伝えて患者さんとよく喧嘩になります。大阪市では「松本病院」で2014年からの約3年間にわたり、生活保護受給者の診療報酬約4億2600万円を不適切に受給していたという事件がありました。生活保護の不正受給をもっと取り締まるべきだと僕は思います。解説:江坂の整形外科クリニック 戸田整形外科リウマチ科クリニック院長 戸田佳孝