玄関に椅子が置くと股関節への負担が減る
寒くなってきましたね。これからはブーツを履く女性も増えるでしょう。ブーツを履く脱ぐ時に股関節をおもいっきり曲げる必要があります。日本人の女性の2~7%は股関節がずれやすい臼蓋形成不全という状態です(日本整形外科学会ホームページ、https://www.joa.or.jp/jp/public/sick/condition/acetabular_dysplasia.html)。臼蓋形成不全の人が立ったままブーツを脱ごうとすると股関節がずれる感じがします3)。そんな人も玄関に椅子があれば、椅子に腰掛けて楽にブーツや靴を着脱できます。また、最近のマンションは壁一面がシューズボックスになっているので、荷物をひっかける場所がありません。そんな時も玄関に椅子があれば、荷物を地べたに置かずに、靴や服を脱ぐことができます。文責:江坂の整形外科診療所 戸田リウマチ科クリニック院長 大和大学整形外科非常勤講師 戸田佳孝
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