戸田整形外科リウマチ科クリニック

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男性更年期と糖尿病は男性機能を低下させる理由。

男性更年期障害の原因はテストステロンの減少。男性ホルモンの一種であるテストステロンの働きと減少した時に現れる症状は、骨では骨密度維持しているので減少すると骨粗鬆症が起こり、筋肉では耐久性を保つ働きがあるので、減少すると疲れやすくなり、脳では意欲・性欲保つ働きがあるので、減少すると意欲や性欲が減退してきます。性腺では勃起や精子を造る働きがあるので減少するとインポテンツや精液減少による射精感の欠如が起きてきます。 男性更年期以外でもインポテンツは起こります。昭和40年代島田洋之助・今喜多代という夫婦漫才で喜多代さんが「お父さんは糖尿であっちの方はさっぱりだめ」と言っていました。僕はなぜ糖尿病でインポテンツになるのか不思議に思いました。古川先生らによると動脈硬化などが原因で糖尿病では勃起障害が起こるそうです。そもそも勃起して固くなる陰茎は筋肉でできているわけではありません。風船に水を入れて固くなるのと同じく、動脈が開いて静脈が閉じて血液が貯まることで固くなるのです。糖尿病になると動脈のしなやかさがなくなるので充分な血液を送ることができずインポテンツになるようです.。解説:江坂の整形外科診療所 戸田整形外科リウマチ科クリニック院長 戸田佳孝