病原菌と抗生物質は追いかけっこ。現在、誤嚥性肺炎に効き易いラスビック。
昭和の高度成長期には手術前と手術後に予防的投与と称して抗生物質を過剰に投与されていました。抗生物質の不適切な使用や乱用により細菌が薬への抵抗力を持ち、抗生物質が効かなくなり、治療が困難になる細菌を耐性菌といいます。その反省から抗生物質は本当に必要な時しか使われなくなりました。だから、最近発売された抗生物質には耐性菌が少ないです。Takazono先生達の研究では2020年に発売されたラスビックは1日1回7日間飲むだけで41%は薬剤耐性菌を持っていた56人の嚥下性肺炎の患者さんに89.3%の確率で効きました。今までの抗生物質で効きが悪い感染症には試してみる価値はあると思います 解説:江坂の整形外科クリニック 戸田整形外科リウマチ科クリニック院長 戸田佳孝
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