病気の時にストレスがかかると老化が進む
自律神経には、昼間のアクティブな活動を支える交感神経と夜間のリラックスを促す副交感神経があります。病気と戦う時に交感神経が優位な状態では白血球の中の顆粒球が増えて応戦します。副交感神経が優位な状態では白血球の中のリンパ球が増えて応戦します。交感神経優位で増える顆粒球は外敵の処理を終えると活性酸素を放出しながら寿命を終えます。活性酸素は万病の元であり、老化を引き起こす元凶と言われていますが、それは強力な酸化力を持つため正常な細胞を破壊するからです(班目健夫:首のスジを押すと超健康になる.マキノ出版.第3刷,2015)。つまり、病気の時にストレスのかかる作業をすると老化が進行しやすいことになります。本の解説 江坂の整形外科診療所 戸田整形外科リウマチ科クリニック院長 戸田佳孝
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