秋に生まれた人は長生き男子校出身者は早死にしやすい
アメリカのシカゴ大学の研究によると、長生きするのは秋生まれで、短命なのは春から初夏生まれだということが分かりました。1880年から1895年に生まれたアメリカ人1,500人とその配偶者と兄弟12,000人の生死のデータを調査。遺伝的な寿命の長さや経済的影響を考慮して、兄弟と同じような生活環境に住んでいるひとを比較しました。その結果、100歳かそれ以上生きたひとの多くが9月から11月の間に生まれているということが判明したのです。逆に、100歳まで生きたひとがいちばん少なかったのは3月から7月生まれのひとでした。とくに3月、5月、7月は9月から11月と比較して100歳以上生きる確率が40%以下でした。この結果について研究者のひとりであるレオニード・ガブリロフは「母体が季節による感染症に感染することも胎児の成長に大きく影響を及ぼしている可能性があります。さらに、秋の過ごしやすい気候が赤ちゃんに余計なストレスをかけずに健康に育つためではないか」と述べています。
ハーバード大学医学部のニコラス・クリスタキス教授の研究によると、男子校出身者は早死にするってデータを出した。男子校出身だと未婚率が高くなるからであります。男子校出身だと、青春時代真っ只中に女子と出会う機会が少なく、女性経験が少なくなってしまいがちです。↓だったら、女子校出身者も早死にするってこと?」と考えられますが、実は女子校出身者と共学出身者では、寿命に違いはなかったそうです。その理由は、女性の方が「人とのつながり」を形成しやすいからです。
なお、この動画は、私が面白いと思った論文の紹介です。多くの研究者の一致した見解ではありません。そんな意見もあるとの軽い気持ちで聞き流してやって下さい。
論文の解説:江坂の整形外科診療所 戸田整形外科リウマチ科クリニック院長 戸田佳孝
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