筋トレの後にはストレッチを行おう。
ひざを痛みから守るには、「ひざトレ」後のストレッチも重要です。ひざがまっすぐ伸びなくなると、変形性ひざ関節症による痛みに加えて、筋肉のこりを原因とする痛みまで起こります。ひざ周辺の筋肉がこり固まり、動かすだけで痛むようになるのです。痛みによって自律神経が刺激されると、血管の収縮や筋肉の緊張が起こり、筋肉はさらにこり固まります。この悪循環を断ち切るためには、「ひざトレ」後にクールダウンを兼ねてストレッチを行いましょう。 筋肉を引き伸ばす時間が長いと、脳が筋肉を縮める指令を出すようになり、逆効果。1回20秒ほどを目安とし、少し痛いけど気持ちいい程度が適した強さです。
(文章は戸田佳孝:ひざ痛を自力で治す. 大洋図書、2024年より引用。宜しければご購入下さい)解説:江坂の整形外科クリニック 戸田整形外科リウマチ科クリニック院長 戸田佳孝
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