糖尿病の薬で痩せ薬として使われるマンジャロは金よりも貴重な資源?。
ウォール・ストリート・ジャーナル日本版2025年6月28日版によるとアイルランドから米国に向かう航空機が今年ひっきりなしに運んでいるものは、金(ゴールド)よりも価値があると言われています。それは人気の肥満症・糖尿病治療薬に使われるマンジャロを造っている工場がアイルランドにあるからです。米国の輸入額は4月時点で360億ドル(約5兆2500億円)に達しました。アメリカの国別の財貿易赤字額は、人口わずか540万人のアイルランドが中国に次ぐ2位となっています。なぜなら、肥満した人にとってマンジャロは一度打ち出したらやめられない生活必需品だからです。
マンジャロによって体重が落ちる効果を期待して痩せ薬として使用している患者さんがいます。確かに初めは食欲がなくなり体重も1kgほど痩せましたが、次第に体が慣れてきて、注射を打った当日と翌日には食欲が落ちますが、薬効の薄れてくる6日目にはそれまでを取り戻すよう食べてしまいます。しかも製薬会社からは「ある研究ではマンジャロを止めると食欲がリバウンドして体重が増えたそうです」と言われました。つまり、注射を打って6日目の食欲がずっと続くという意味ですので、一度打ち出すと止められないことになり、製薬会社の利益は上がり続けるようです。
前の記事へ | TOPヘ |