納豆や歯間ブラシは認知症の予防になる可能性あり。
納豆や歯間ブラシは認知症の予防になる可能性あり。渡辺先生は代表的な歯周病原細菌ポルフィロモナス・ジンジバリスが脳のミクログリアの活性化を介して慢性的な脳内炎症を惹起し,認知機能障害を引き起こすという論文について解説しています。このため、認知症の予防には歯間ブラシやフロスを使ってプラークを除去したり、納豆などの発酵食品を積極的に摂取するなどして歯周病菌の繁殖を抑えるようにしましょう
唾液の分泌が減ると歯周病になる。年齢とともに唾液の分泌量が減少しますが、唾液には自浄作用がある。それが少ないと歯や歯茎に食べ物が張り付き、歯周病や虫歯などに繋がります。ある調査では60歳以上の人々の約7割が歯周病だと言われています。さらに歯周病菌が歯茎から毛細血管に入り込み、全身に回ると、心筋梗塞のリスクが2.8倍、脳卒中の罹患率も2割増加。糖尿病とも因果関係があり、歯周病の治療をすると糖尿病が改善することがわかっています. 解説:江坂の整形外科クリニック 戸田整形外科リウマチ科クリニック院長 戸田佳孝
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