戸田整形外科リウマチ科クリニック

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緩めの靴は腰痛の素です

普段、ハイヒールなどのピッタリとした靴を履いている女性はリラックスするために休日などにサンダルなどの緩めを履くことがあると思います。でも、緩めの靴が足に良いわけではありません。矢作先生によると、緩めな靴を履いて歩行することは、靴の中での安定性を求めて足趾が開き気味になると同時に、靴が脱げたりずれたりしないように足趾が上方向に向くようになります(矢作毅ら:靴の医学 18: 65-71,2005.)。そのため、足全体及び足趾で歩行時に地面を強く蹴らなくなり、浮き趾ができやすくなります。浮き趾になると、体の重心が体の中心より後方に落ちるようになり、踵を中心とした後方への体重移動が行われやすくなり、腰の周りの筋肉に過度の負担がかかり、腰痛が起きやすくなります。論文の解説:江坂の整形外科診療所 戸田リウマチ科クリニック院長 大和大学整形外科非常勤講師 戸田佳孝