肩こりの人は蜜柑を食べる時は白いスジも食べよう
柑橘系果物に多く含まれるヘスペリジンは、ビタミンPともいわれ、血流改善作用があり、抗炎症作用が強いです。蓮沼先生達の解説では、柑橘類の可食部(一番美味しい部分)の中でヘスペリジンの含有量が高いのは温州みかん、ネープルであり、いずれも0.1 %を越え、レモン、ライム、ユズと比べて 5から30倍も含まれています。柑橘類の果皮(皮)におけるヘスペリジンは温州みかん、ネープル、イヨカン、デコボンが高く、0.2%(可食部の2倍)です。オレンジジュースでは0.02%(果皮の1/10)。へスペリジンでは白い筋の部分である維管東や内果皮に多いそうです(蓮沼良一ほか皮膚と美容.48: 2-8,2016.)。だから、肩こりの人は蜜柑の皮のスジを食べるようにしましょう。論文の解説:江坂の整形外科診療所 戸田形外科リウマチ科クリニック院長 戸田佳孝
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