肩こりを無理やり英語で説明すると「慢性非特異的頚部痛」となる
「肩こり」という言葉は夏目漱石の「門」で初めて使われたという説があります。日本独特の言葉であって、肩=shoulder、こり=stiffですから、英語を母国語とする人に”shoulder stiff”と言っても通じません。森本先生によると英語文献で頻回に用いられている表現は, chronic nonspecific neck pain(慢性非特異的頚部痛)であり,これらが日本で考えられている肩こりの症状に近いそうです(森本昌宏:近畿大学医学雑誌.35:151-156,2010.)。「ひとくいてき」とは「特別な原因がわからない」という意味です。なお、jawsの人食鮫とは関係ありません。論文の解説:江坂の整形外科診療所 戸田形外科リウマチ科クリニック院長 戸田佳孝
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