育児中にはホルモンバランスの乱れから関節炎になり易い
女性ホルモンは骨や軟骨に栄養を与えるために重要な働きをしていますが、出産すると女性ホルモンの分泌が急に減るので全身の関節にいろいろな症状がでてきます。また、お子さんをだっこする機会が増えるので関節に負担がかかり、痛みが出てきます。
治療法としては授乳中であるため、全身を巡る飲む薬は止めて、局所に炎症を和らげる注射と湿布で様子をみましょう。念のためリウマチの気配がないか採血しましょう
授乳中であるため、女性ホルモンの成分であるステロイドを少量補充しましょう。ステロイドと聞くと皮膚が薄くなるとか白内障になるとか怖い薬のようなイメージがありますが、女性ホルモンの材料ともなる元々体の中にある物質ですから授乳中でも安全な薬です
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