脛骨疲労性筋膜炎(いわゆるシンスプリント)
激しい運動によって脛を構成する筋肉と骨を繋ぐ骨の膜が何度も引っ張られて炎症を起こしてくることを脛骨疲労性筋膜炎(いわゆるシンスプリント)と言います。スネの内側にある脛骨という骨の下の方に痛みが発生することを特徴とします。痛みは脛骨に沿ってうずくような鈍痛で始まります。
ランニング時にふくらはぎ部分の筋肉が硬くなっていると、骨に牽引ストレスがかかって痛みの原因になります。すねの痛みを自覚している人は、シンスプリントにならないために日頃からすねとふくらはぎのストレッチを入念に行いましょう。
痛みがすでにでている時には足の裏のアーチ(いわゆる土踏まず)は着地によって地面から受ける衝撃を和らげるクッションのような役割を果たしています。アーチを補強するために土踏まず支えのあるサポーターを巻いて走りましょう。解説:江坂の整形外科診療所 戸田整形外科リウマチ科クリニック院長 戸田佳孝
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