腰痛の初期治療では血液検査で深刻な基礎疾患なしを調べて安心してもらう。
腰痛で当院を診察に来た患者さんに「血液検査をしましょう」と言うと「不要な検査をする気か?」と怪訝な顔をされる患者さんがいます。神経や骨に異常のない腰痛のことを非特異的腰痛症といいます。Cashin先生達の解説では急性腰痛は通常自然に治癒し、約72%の人が12か月以内に回復する。しかし慢性腰痛の予後は良好ではない。腰痛を慢性化させる危険因子の一つは抑うつ状態である。あらゆる期間の腰痛患者の初期管理には、深刻な基礎疾患の可能性が低いことを知らせ安心させることが大事であると述べています。したがって、念のため内臓などから来ている腰痛でないか確かめる血液検査は不要な検査ではないと僕は思います 解説:江坂の整形外科クリニック 戸田整形外科リウマチ科クリニック院長 戸田佳孝
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