腰痛予防のためにはギターを弾くときは左膝にボディーを乗せよう
クラシックとフラメンコギターはピックを使うフォークギターと違って、右手指先が直接弦と弦の間に入る必要があり、左手も余り弦の間が狭いと、指の腹が隣の弦に当って雑音が出ます。従って、一定の指板の幅は必要です。このため、ギターを抱え込んで弾くために足を深く組むことがあります。有名なフラメンコギタリストのヴィセンテ・アミーゴさんはレコーディングのために痛み止め打つこともあるそうです。フラメンコギターは足を組む人が多いので腰を捻った状態で弾くから腰痛がでやすいです。できれば、足台を使って、左膝の上にギターのボディーを乗せた方が腰にかる負担は少なくなります。解説:江坂の整形外科診療所 戸田リウマチ科クリニック院長 大和大学整形外科非常勤講師 戸田佳孝
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