腰痛持ちの人は定時に着ける通勤方法を選ぼう。
Mohammad先生達はバングラデシュの首都ダッカの銀行員628名を対象に自動車渋滞による通勤遅延を経験しやすい人と経験しない人の間で健康状態を比較した。その結果、自動車渋滞による通勤遅延を経験しやすい人では腰痛の有病率が36.6%で通勤遅延を経験しにくい人より圧倒的に多かったです。徒歩または自転車で通勤している人は腰痛の割合が少なかったです。その理由は長時間座っていると腰にかかる負担が増えます。「遅刻しそうだ」というストレスがノルアドレナリンを分泌させ、痛みを感じる神経や受容器を刺激することが知られています。解説:戸田リウマチ科クリニック院長 大和大学整形外科非常勤講師 戸田佳孝
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