健康な人が歩く時には膝の曲がりが30°付近から一番ひざが伸びる時にかけて脛骨が大腿骨に対して外側に回るスクリューホーム運動が起こります。もともとガニ股で歩いている変形性膝関節症の患者さんではスクリューホーム運動の消失もしくは,逆の運動(膝最終伸展時の脛骨内旋)が出現し、ひざにかかる負担が大きくなります(大森豪ほかOrthopaedics16: 1-6,2003.)。。だから、ひざが痛む時は意識してひざが伸びた瞬間に足を外側に捻りましょう。論文の解説:江坂の整形外科診療所 戸田整形外科リウマチ科クリニック院長 戸田佳孝