膝の曲がりが悪くなれば膝を伸ばしながら両親指でお皿を下に押し下げよう。
大古先生達の研究では変形性膝関節症の患者さんでは健康な人に比べて膝が曲がる角度と膝蓋骨下方可動性、つまり膝のお皿の下への動きやすさが減っていました。つまり変形性膝関節症の患者さんでは膝のお皿が動きにくくなってくることも膝の可動域の減少の一つです。だからご自分で膝のお皿を動かしましょう。膝を伸ばしながら両手の親指を使って膝のお皿を下に押し下げるようにしましょう。
膝蓋下脂肪体は膝蓋骨の裏面にあり、膝蓋腱に付着しています。そのため、膝蓋骨の上下に細かく動かすモビライゼーションをすることで膝蓋下脂肪体も一緒に動くのでそれによって膝蓋下脂肪体の柔軟になってきます。吉井先生達の研究では膝を伸ばした時に痛みのある3人の変形性膝関節症患者に対して膝蓋骨のモビライゼーションを行ったところ浅い部分の膝蓋下脂肪体が柔軟になり、痛みが少なくなりました。解説:江坂の整形外科クリニック 戸田整形外科リウマチ科クリニック院長 戸田佳孝
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