戸田整形外科リウマチ科クリニック

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膝の痛みを和らげる外側が高くなった靴の中敷きについて

変形性膝関節症になるとO脚になるため床から反重力が膝の内側が痛くなってきます。そこで外側が高くなっている靴の中敷きを着ければ床からの反重力が外側にずれて痛みが楽になります。 僕たちは変形性膝関節症に対する室内でも装着可能なバンド付き足底板は1日にどれぐらい着ければよいかを研究しました。患者さんに装着なし、1日5時間未満、5~10時間、10時間以上装着に分け、成績を比較しました。その結果5~10時間が一番成績が良かったです。 僕たちは変形性膝関節症に対するバンド付きウレタン製足底板はどれぐらいの高低差が良いかを調べました。16mm群より12mm群で改善し、副作用は8mm群や12mm群に比べて16mm群で頻度が高く、膝の矯正角度は12mmと16mmの間で差なかったので12mmが適当だと考えました 論文の解説:江坂の整形外科診療所 戸田整形外科リウマチ科クリニック院長 戸田佳孝