貴晶会戸田リウマチ科クリニック

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膝への衝撃が少ないのはミニマリスト、足首への衝撃が少ないのはウォーキングシューズ。

ミニマリストシューズとは、基本的な要素のみしか備えておらず素足のような履き心地で、地面の感触が足に伝わりやすい靴です。一方、ウォーキングシューズはヒールを厚底にすることで足を安定させて楽に歩くことが可能に。 一定の重さがあるため、振り子の原理で足を前に出しやすくした靴です。僕個人的は行き20分、帰り30分の通勤でウォーキングしていますが、ミニマリストシューズを使用しています。その理由の一つは素材が少ないから値段が安いこともあります。今使っているのはしまむらで1760円で買いました。またウォーキングシューズの寿命は500~800キロメートルの使用後、または約6ヶ月から1年で新しいペアが必要になるとされています。 矢沢先生達は革靴とミニマリストシューズ、ウォーキングシューズを履いた時の歩行における脚への負担を調査しました。その結果、。革靴では脛骨に伝わる衝撃は大きく、足関節および膝関節に作用する負荷も大きかったです。一方でミニマリストシューズは脛骨に伝わる衝撃は大きいが、膝関節に作用する負荷を軽くなりました。ウォーキングシューズでは脛骨に伝わる衝撃は小さく、足関節に作用する負荷は小さくなりました。つまり、膝が痛む人がフォーキングするときにはミニマリストシューズの中に外側が高くなった靴の中敷きをいれられることを僕はお薦めします。解説:江坂の整形外科クリニック 戸田整形外科リウマチ科クリニック院長 戸田佳孝