薬はコップ半半分の水と一緒に飲まないと効きが悪い。
薬を水なしで飲むと溶けにくいので、吸収が遅れ効果が現れにくくなったり、場合によっては、溶けずに便として出てしまうこともあります。 薬が効果を十分に発揮するには、薬が溶けて吸収されなければなりません。 錠剤やカプセル剤を水なしで飲むと、食道に引っかかったり、くっついたりすることがあります。ただし、OD錠は唾液で溶けます。
またジュースの場合、血圧降下薬(一部のカルシウム拮抗薬)などの薬の分解が抑えられて、作用が強く出てしまうことがあります。アルコールも多くの薬も肝臓で分解されます。薬とアルコールを一緒に摂取すると、薬の分解が遅れ、通常より血液中の薬の濃度が高くなり、強い作用を及ぼしやすくなります。解説:戸田リウマチ科クリニック院長 大和大学整形外科非常勤講師 戸田佳孝
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