貴晶会戸田リウマチ科クリニック

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認知症予防の運動は友達を誘って同じ時間に行うと長続きする。

島田先生は運動が習慣になることによって高齢者の認知症の予防になるが,そのためには適切な運動量と長期的に運動を継続するためのやる気を保つことが必要であると解説しています。南オーストラリア大学のマーハー先生の解説では「人間は元々運動嫌いだ。人類の歴史は食べ物を探すために移動し、食事を終えたら次にお腹が空くまで休息してエネルギーを節約するようにできているからである」運動へのやる気を継続させるためには、1番目は何のために運動するかを忘れないこと。つまり、「80歳まで元気にいるぞ」とか「配偶者が病気がちだから介護する」とかです。2番目は友達を誘うことです。「12時30分にエレベーターホールで待ち合わせ」としておけば友達をがっかりさせないために嫌でも腰を挙げる可能性が高いです。その他、毎日同じ時間に運動して習慣化させることです。人間は習慣で動く生き物ですから毎日同じ時間に行っていれば、体が運動したくてウズウズなるはずです.解説:戸田リウマチ科クリニック院長 大和大学整形外科非常勤講師 戸田佳孝