カナダの整形外科医ロバートソルター博士は呼吸によって24時間休むことなく動き続ける肋骨の両端には変形性関節症が起こらないことから小刻みな運動(英語でジグリングといいます)が関節軟骨の再生を促すと考え、それを動物実験で証明しました。井上先生は小刻みな動きで変形性股関節症の軟骨を再生するために貧乏ゆすりをしてもらい、良い結果を得ています(井上明生、広松聖夫:「びんぼうゆすり」で変形性股関節症は治る! H&I 第1版,2017)。本の解説 江坂の整形外科診療所 戸田整形外科リウマチ科クリニック院長 戸田佳孝