辛い食べ物は局所発汗によって熱中症から脳を守る。
僕は昔からインドのような暑い国で辛いカレーなどが良く食べられるのだろう?返って暑くなるのではないか?と考えていました。しかし、犬飼先生の解説によると唐辛子の成分であるカプサイシンを感じる受容体に顔面に沢山あるそうです。つまり、唐辛子などの辛い食物を摂取すると顔を中心に汗が吹き出し、それが乾燥する時に熱を奪い、熱中症から脳を守ってくれるそうです。なるほど、だから暑い国の人は辛い食べ物を沢山食べるのだと思いました
暑いですね。猛暑に勝つためには暑熱順化(暑さに体が順応する)が重要です。暑さに順応するには皮膚表面から熱を逃がすために早く汗をかく体質になることが効果的です。汗をかくためには大きな筋肉を動かすのがてっとり早いです。
人体で一番大きな筋肉(筋群)は脊柱起立筋、いわゆる背筋です。うつ伏せになって手と足を伸ばしたまま体を反らす運動を50回すれば、冷房の効いた部屋でも汗がにじみでてくるのがわかります。背筋を鍛えると腰痛予防にもなります。解説:江坂の整形外科クリニック 戸田整形外科リウマチ科クリニック院長 戸田佳孝
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