遅刻しそうな時はハンドバッグを利き手で持つと走りやすい
韓国の江原大学の研究では、健康な右利きの女性34人のハンドバッグを持った時に歩き方を分析しました(Journal of Physical Therapy Science 25:969-971,2013.)。そのうち18人は体の右側にバッグを持ち、16名は左側にバッグを持つ習慣がありました。体重の約10%の重さのバッグを、左手で持つ、左肩にかける、右手に持つ、右肩にかける、という4種類の持ち方をして歩いてもらいました。その結果、ハンドバッグを利き手で持つ習慣のある人は、利き手でない方の手や肩からかける人よりも1歩の長さが長く歩行速度が速かったです。だから、急いでいる時はハンドバッグを利き手で持つようにしましょう。論文の解説:江坂の戸田リウマチ科クリニック院長 大和大学整形外科非常勤講師 戸田佳孝
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