運動するかしないかに遺伝はない。貴方の意志で運動は習慣になる。
時々、患者さんで「うちの家はみんな運動が苦手だから運動しないんです」という方がいます。しかし、走るのが遅くとも球技が苦手でもウォーキングや筋トレはできるでしょう。中野先生達の調査では全8回の運動教室を実施し初回と最終回に体力測定を実施しました。その結果、保護者に運動習慣があるかないかによる体力改善に明白な差はありませんでした。つまり、保護者に運動習慣があるかないかによらず運動する機会が与えられれば,より多くの子ども達が運動に親しめる可能性が示されました
最近の体前屈は座って行うようです。その理由は立位体前屈では頭部を下げた状態で測定を行うため、血管系疾患のある方にはリスクを伴います。また、測定台に上ったり降りたりする際に落下したり、測定後頭部を持ち上げた際にふらついたりと、測定時の事故が起こる危険性があるためだそうです。でも、日常生活で物を拾う時など立って体前屈しますが、日常生活で座って体前屈することは殆どありませんよね。意味のない検査だと僕は思います。そこまで過保護にする必要はあるのでしょうか? 解説:江坂の整形外科クリニック 戸田整形外科リウマチ科クリニック院長 戸田佳孝
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