非特異的腰痛症には猫とフラミンゴのポーズをしよう。
非特異的腰痛症とは骨折や坐骨神経痛などのはっきりとした異常のない腰痛のことであり、腰痛の85%を締めています。ピラティスのJoint by Joint Theoryでは、長時間同じ姿勢を続けていると背中(胸椎)、腰椎、股関節に運動制限がかかっています。その状態で普段と違う動きをしたため腰の周りの筋肉や靱帯に負担がかかり、炎症を起こし、非特異的腰痛症が出やすくなります。
そこで腰への負担を減らすために胸椎や股関節の動きを良くしましょう。呼吸を整えながら、立った状態でフラミンゴのポーズで股関節を前と後ろに動かしましょう。猫のポーズになって胸椎を上下に動かしましょう。猫のポーズでは手は肩の真下、膝はお尻の真下の姿勢で四つん這いになる。息をゆっくり全部吐きながら背筋を伸ばす。次に息を吸って背骨を天井へ引き上げ背中を丸くする。また息を履きなら背筋を伸ばすを5回ずつ朝起きて直ぐと、夜の2回行いましょう。フラミンゴのポーズは1)片手を机などに置いて息を吸いながら膝を90度曲げて股関節が90度になるまで持ち上げる。2)息を吐きながら膝の角度は90度に保ったまま脚を後ろへ移動する。この時骨盤が後ろに傾かないように注意する.反対の脚で行う。1)と2)を10回ずつ朝夕行いましょう。解説:戸田リウマチ科クリニック院長 大和大学整形外科非常勤講師 戸田佳孝
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