貴晶会戸田リウマチ科クリニック

診察予約・お問合せは 06-6387-4114
受付時間 | 9:30〜12:30(月-土) 15:30〜18:30(月-水,金)

骨盤が後ろに傾くと腰痛も股関節の軟骨のすり減りも起きやすい。

股関節の痛みを放置しておくと腰痛がでてきやすいし、腰痛を放置していると股関節も痛く成りやすいです。これをHip-spineシンドロームといいます。崔(さい)先生の解説によると、骨盤が後ろに傾いている骨盤後傾や背骨が動きにくい脊椎可撓性の低下がある人では股関節の上部にかかる負担が大きくなりHip-spineシンドロームが起き易くなります。体の柔軟性を保つようにしましょう ラジオ体操の前屈運動は65歳以上では腰痛の原因となる。ラジオ体操の放送が始まった1951年(昭和26年)の日本人の平均寿命は男性60.8歳、女性64.9歳であり、65歳以上の人はほとんどいませんでした。したがって、ラジオ体操は65歳以上の人がすることを想定されていません。65歳以上になると骨盤が後ろに傾いてくることが多いです。この状態で体を前屈しようとすると骨盤の回転では体が傾かず、腰にかかる負担が多くなり、腰痛の原因となります。解説:江坂の整形外科クリニック 戸田整形外科リウマチ科クリニック院長 戸田佳孝