鳥インフルが変異して人から人へ感染しないことを祈ります
宮崎県川南町の養鶏場で、死んだニワトリから高病原性が疑われる「H5型」の鳥インフルエンザウイルスが検出されました。宮崎県内で高病原性が疑われる鳥インフルエンザウイルスが確認されたのは今シーズン3例目で、県は、同じ養鶏場で飼育されていた、およそ10万羽のニワトリの処分を進めています。感染していない鶏まで処分する業者の方は本当にお気の毒です。
鳥インフルエンザウイルスのヒトへの感染は1997年香港でH5N1株が確認され、その後感染者数は862人です。2013年には感染力の強いH7N9株が見つかり感染者数は1567人です。大丈夫ですが将来ヒトからヒトへの感染株がでるかもしれません
一般的に鳥インフルエンザウイルスが人に感染することは極めて稀で日本人の感染者はいません。 感染した渡り鳥の排泄物に大量に含まれているため、死亡した鳥に直接触れてはいけません。やむを得ず触れた場合には、速やかに手洗い・うがいをしましょう。
解説:江坂の整形外科診療所 戸田整形外科リウマチ科クリニック院長 戸田佳孝
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