貴晶会戸田リウマチ科クリニック

診察予約・お問合せは 06-6387-4114
受付時間 | 9:30〜12:30(月-土) 15:30〜18:30(月-水,金)

10年前の調査に比べて、40・50歳代で運動している人は減っている

40%e6%ad%b3%e4%bb%a3%e3%81%a7%e9%81%8b%e5%8b%95%e3%81%8c%e6%b8%9b%e3%81%a3%e3%81%a6%e3%81%84%e3%82%8b 2000年から2010年に実施された2「健康日本21」の調査結果では1990年から2000年までに行われた調査結果に比べて、60歳以上では運動する人が増えたが女性の40・50歳代は減っていました(稲次潤子:更年期と加齢のヘルスケア11: 77-81,2012)。。更年期女性にとって、適切な運動は、心肺機能を高め、代謝機能を改善し、肥満を予防改善する他、運動器の機能維持、骨粗鬆症の予防、更年期症状の軽減などなどの効果が明らかにされているにも関わらず、40代50代にはまだ元気に動けているという自信があり運動を習慣化する人が少ないです。 1990年当時の40代50代は戦後直後生まれのいわゆる団塊の世代が多く、「みんなで運動しよう」という意識が強かったかもしれません。しかし、IT機器が発達し、個人主義の進んだ現代では、40代や50代で運動する人が益々減っていくかもしれません。皆さん、若い頃から歳をとってもできる運動を習慣にしてください。論文の解説:江坂駅前の整形外科診療所 戸田リウマチ科クリニック院長 大和大学整形外科非常勤講師 戸田佳孝