2本の足で歩くようになってから肩甲骨の形が変化し肩こりが生まれた。
ティラノザウルスなど二足歩行する恐竜には肩甲骨はありません。上腕骨が肋骨を滑るでけの構造になっています。亀にも肩甲骨はありません。甲羅は肋骨でできています。中西先生は「現生人類の進化により,直立二足歩行が確立され,筋骨格系は立位に適応した.肩甲骨の構造変化に伴い,上肢の可動性が向上したが,筋力低下や姿勢不良により肩こりが発症しやすくなった」と述べています。だから、肩甲骨の周りの筋肉をストレッチ、いわゆる肩甲骨剥がしをしましょう。床に手をついて頭を反対側に回しながら、肩を前方に突き出しましょう
肩こりを客観的にチェックするためには胸の前で両腕の肘と肘を合わせて腕を思いっきり上に挙げます。その時肘の高さが顎まで来なかったらあなたの肩甲骨は外側にずれて肩が凝っています。そのままにしておくとずれた肩甲骨の位置で固まってしまうので、腕を背中に回し、頭を反対側に傾ける動作などで僧帽筋のストレッチをしましょう。
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