20歳を過ぎれば椎間板ヘルニア、40歳を過ぎれば膝痛に注意
腰の骨と骨との間の椎間板は線維輪という同心円でできています。10歳代の頃の線維輪は88%が水分ですが、20歳を過ぎたころからドンドン減って弾力を失います。このため椎間板ヘルニアは20歳代でも起きてきます。労働寿命は本来20歳だったのかも?
同じように膝の痛みにも40歳注意しましょう。40歳より若い人は膝を突くような膝を深く曲げる作業をしても胴体(体幹)の筋肉でカバーできるから作業時間が短くてすみます。だからあまり膝が痛くなりませんが、40歳以上では膝突き作業はできるだけ短くするか小さな座椅子を使いましょう.
解説:江坂の整形外科診療所 戸田整形外科リウマチ科クリニック院長 戸田佳孝
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