50歳を過ぎると前庭性のめまいが起きやすい。
50歳を過ぎてくると内耳にある前庭で耳石が剥がれ、有毛細胞の数が減ります。前庭機能低下と認知機能に関連性については,2000年代初頭から多く報告されています。Borel先生達は、前庭機能が障害されるとめまいが起こり空間認知に障害がおきることを明らにしました.すなわち、50歳代の頃から耳の中の前庭機能が低下し、平衡感覚が障害され、めまいが起きてきますが、めまいを放置していると空間的記憶が侵され、それが認知症に発展するという可能性があります。解説:江坂の整形外科クリニック 戸田整形外科リウマチ科クリニック院長 戸田佳孝
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