50歳以降背骨が曲ると筋肉への血流が減りコンパートメント腰痛が起き易い。
北村先生の解説によるとコンパートメント性腰痛とは年齢の変化で姿勢が前に傾いてくると背筋の筋内圧が慢性的に上昇し、筋血流障害を起こすことで、原因不明の慢性腰痛を引き起こすという病態です。50歳以降腰痛の原因は、腰椎椎間板ヘルニアや脊柱管狭窄症などと特定できるものが約15%であり、残りの85%は原因が不明とされていました。コンパートメント性腰痛は、50歳以降の原因不明の腰痛の約44%を占めている可能性があると指摘されています。コンパートメント性腰痛には腰椎を伸ばして膝を抱えて血流を増やすストレッチが有効です。解説:江坂の整形外科クリニック 戸田整形外科リウマチ科クリニック院長 戸田佳孝
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