MRIでわかる腰痛が悪くなる予兆
Modic sign(モディックサイン)とはMRIで変形した腰椎の椎間板の上下の水分の量がすくなくって黒くなったり、炎症が起こって白くなる現象で慢性の腰痛症患者で良く見られます。Mu先生達の研究では肥満している人ではモディックサインが現れることが多く、モディックサインが現れると腰椎が不安定になりやすくなることがわかりました。
競技レベルが高いスポーツ選手ほど椎間板にかかる負荷が大きくなります。手束先生の解説では少し年齢の高いアスリートにおいてはMRIでModic signを伴う腰痛の頻度も高くなってきます。起床時の前屈時痛が特徴的です。場合によって脊椎内視鏡による手術をした方が良い場合があります。
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